米南部ルイジアナ州で16日、連邦上院選の共和党予備選が行われ、トランプ大統領(共和党)に敵視されてきた現職カシディ上院議員が敗北した。米主要メディアが一斉に報じた。
カシディ氏の背景
カシディ氏は、2021年の連邦議会襲撃事件を巡るトランプ氏の弾劾裁判で、有罪に賛成した共和党上院議員7人のうちの一人だった。この行動がトランプ氏の強い反発を招き、以降、同氏はトランプ氏から敵視される存在となっていた。
トランプ氏の報復
トランプ氏は各州の予備選で、自身に逆らった共和党議員らを支援せず、対抗馬を擁立する報復戦略を展開。16日、カシディ氏について、交流サイト(SNS)に「彼の不忠は伝説となっており、政治生命が終わったのを見るのは気分がいい」と投稿し、その敗北を歓迎した。
今回の予備選結果は、トランプ氏の共和党内での影響力の強さを改めて示すものとなった。カシディ氏の敗北により、2021年の弾劾裁判で有罪票を投じた共和党上院議員は、全員が引退または予備選で敗れることとなった。



