中国商務省は16日、米国と中国の双方が一部品目の関税を引き下げることで合意したと発表した。この合意は、農産品などの貿易拡大を目指すものであり、米国産牛肉の輸入拡大につながる取り組みや、米国からの航空機購入も表明された。
閣僚級貿易協議での合意内容
トランプ米大統領の訪中に合わせて開かれた閣僚級貿易協議などで合意された内容で、詳細は今後協議するとしている。トランプ氏と習近平国家主席は14、15日に北京で会談。習氏は会談の中で、一連の貿易協議で双方は「均衡の取れた前向きな成果に達した」と述べた。一方、トランプ氏は首脳会談では「関税は議論しなかった」と話していた。
貿易委員会での関税協議
関税については新設する「貿易委員会」で協議。どの分野の関税を下げるかは明らかにされていないが、ロイター通信によると、安全保障上重要でない品目を特定して引き下げるとしている。
非関税障壁の解消と牛肉輸入拡大
商務省によると、双方は一部農産品に関する非関税障壁の解消を目指す。米国産牛肉の輸入拡大に向けては、米国にある加工施設の輸出資格回復などを推進する。商務省は、米国も中国の食品に関する規制緩和を進めるとした。トランプ氏は15日、中国が大豆などの輸入を増やすことで合意したと説明していた。



