【ワシントン共同】トランプ米大統領は15日、中国の習近平国家主席と北京で会談した際、核軍縮について協議したと明らかにした。中国から米国に戻る大統領専用機内で記者団に語った。核軍縮に「ロシアも巻き込む」と述べ、米中にロシアを加えた3カ国で取り組みを進めることに期待を示した。人工知能(AI)のリスクについても話し合ったとした。
新たな核軍縮枠組みへの布石
米ロの核軍縮合意である新戦略兵器削減条約(新START)が2月に失効し、トランプ氏は中国も含めた新たな枠組みが必要だとしている。トランプ氏は、記者団から核軍縮が議題に上ったかと質問され「その件について私はいつもロシア側や中国側と話しており、今回も確かに議論した」と答えた。
AIリスクも議題に
トランプ氏はさらに、会談では人工知能(AI)のリスクについても議論したと述べた。両首脳は、急速に発展するAI技術がもたらす安全保障上の課題について意見交換したとみられる。
今回の会談は、核軍縮分野での米中協力の可能性を探る重要な機会となった。トランプ政権は、中国の核戦力増強を懸念しており、中国を核軍縮協議に参加させることで、新たな国際的な枠組み構築を目指している。



