ペルーの選挙管理当局は15日、4月12日に実施された大統領選挙の最終開票結果を公表した。得票率で2位となった左派のロベルト・サンチェス元貿易・観光相(57)が、6月7日に予定される決選投票に進出。首位のケイコ・フジモリ氏(50)と対決することが確定した。ケイコ氏は故アルベルト・フジモリ元大統領の長女であり、右派の立場を取る。
今回が4度目の大統領選挑戦となるケイコ氏は、右派勢力の結集と無党派層への浸透が勝利の鍵を握るとみられている。地元メディアの世論調査では両氏の支持率が拮抗しており、接戦が予想される。
4月の第1回投票では、選挙管理委員会のトラブルにより開票作業が大幅に遅れ、結果公表まで1カ月以上を要した。最終的な開票率100%での得票率は、ケイコ氏が17.18%、サンチェス氏が12.03%だった。
ケイコ氏は4月13日、記者団に対し、父親の失脚後に20年以上続いた左派政権が国の停滞を招いたと指摘。「反フジモリ派は言い訳を探し、でっち上げ、侮辱することしかしなかった」と述べ、「敵は左派だ」と批判を強めた。
ペルー大統領選は、右派と左派の明確な対立構図となり、今後の政治動向が注目される。



