アッバス氏、ファタハ指導者に再選 PLO主流派総会で満場一致
パレスチナ自治政府のアッバス議長(90)が、その支持母体であるPLO主流派ファタハの総会において、満場一致で指導者に再選された。この再選は14日、ヨルダン川西岸ラマラで開催中のファタハ総会で行われ、ファタハが明らかにした。
パレスチナは現在、ヨルダン川西岸の一部を統治する自治政府と、ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとの間で分裂状態にある。ファタハは自治政府の主導権を握る穏健派で、対イスラエル政策では融和的な立場をとっている。アッバス氏は自治政府の議長、PLOの議長、そしてファタハの指導者を兼務している。
しかし、自治政府議長選挙は2005年を最後に実施されておらず、アッバス氏の正統性に疑問を呈する声は根強い。今回の再選は、ファタハ内部での結束を確認する意味合いが強いとみられる。
ファタハ総会では、今後のパレスチナ統一やイスラエルとの和平交渉の行方についても議論が交わされるとみられる。



