イラク国会は14日、新首相候補に指名されていた実業家アリ・ザイディ氏の内閣を信任し、新政権が正式に発足した。イラクメディアなどが伝えたところによると、一部の閣僚ポストでは合意に至らなかったという。
新政権の背景と課題
イラクは豊富な石油資源を抱える一方、隣国イランと同様にイスラム教シーア派が多数派を占める。米国とイランの緊張関係が続く中、新政権の外交、安全保障、治安を巡る政策が国内外から注目されている。
ザイディ首相の決意表明
ザイディ氏はX(旧ツイッター)で信任に対する謝意を示し、安定や発展の実現へ決意を表明した。地元メディアなどによると、主要閣僚ではフセイン外相が留任した。石油相は決定したものの、内相や国防相では合意に至らず、今後の調整が課題となる。
イラクは長年にわたり政治的不安定さが続いており、新政権には国民の期待とともに厳しい課題が山積している。石油収入に依存する経済の多角化や、治安の改善、汚職の撲滅などが急務とされる。



