【ワシントン共同】ルビオ米国務長官は14日、同日行われた米中首脳会談の後、北京でNBCテレビのインタビューに応じ、「米国の台湾問題に関する政策は変わっていない」と明言し、中国に対して譲歩しない姿勢を鮮明にした。中国が強く反発する米国による台湾への武器売却についても、首脳会談では「主要な議題にはならなかった」と説明した。
現状変更のけん制
ルビオ氏は「強制的な現状変更は米中両国に悪い結果をもたらす」と述べ、台湾統一を目指す中国の武力行使を牽制した。トランプ大統領と習近平国家主席の会談に同席した同氏は、会談で習氏が台湾問題を慎重に扱うよう米側に要求したことを明らかにした。会談に先立ち、トランプ氏は武器売却について習氏と話し合う考えを示していた。
ホルムズ海峡とイラン
ルビオ氏はNBCに対し、イランが事実上封鎖するホルムズ海峡の開放に向け、中国を含む関係国が関与すべきだとの考えを示した。一方、イランとの交渉については「中国の協力は求めていない」と述べ、米国独自の対応を強調した。
この発言は、米中関係における緊張が続く中で、台湾問題を巡る双方の立場の違いを改めて浮き彫りにした。今後の米中関係の行方に注目が集まる。



