商用車大手の日野自動車と三菱ふそうトラック・バスが4月1日に経営統合して発足した「ARCHION(アーチオン)」は14日、2027年3月期の連結業績予想を公表しました。売上高に相当する売上収益は2兆4250億円、純利益は700億円を見込みました。日野と三菱ふそうの合算調整値と比較して、売上収益は前期比で増収となる一方、純利益は減益となる見通しです。
世界販売台数の見通し
2027年3月期の世界販売台数は、中東への出荷減少があるものの、日本や東南アジアでの回復により23万台になると見込まれています。アーチオンは、両社の統合効果を生かし、グローバル市場での競争力強化を目指します。
日野自動車の単体決算
同日発表された日野自動車の2026年3月期連結決算では、純損益が844億円の黒字に転換しました。前期はエンジンの認証不正問題を巡り、米国当局へ支払った制裁金を特別損失に計上した影響で、2177億円の赤字に陥っていました。今回の黒字転換は、不正問題の収束と事業改善が寄与したとみられます。
アーチオンは、両ブランドの強みを融合し、商用車市場での新たな価値創造を目指すとしています。今後の業績動向に注目が集まります。



