英外務省は28日、在英イラン大使館がソーシャルメディア上で暴力を助長する「容認できない扇動的な」書き込みを行ったとして、ムサビ大使を呼び出し、厳重に抗議した。英メディアの報道によれば、問題の投稿は英国に居住するイラン出身者に対し、「祖国のために命を犠牲にする」よう求める内容だったという。
問題の投稿内容
英メディアが伝えたところによると、問題視されたのは15日付の通信アプリ「テレグラム」への投稿である。そこには、「敵に国を明け渡すぐらいなら、団結して命を懸けて戦おう」との趣旨が記されていた。この文言が暴力をあおるものとして、英国政府の対応を招いた。
英国政府の対応
英外務省はムサビ大使に対し、暴力を扇動するようなメッセージの発信を直ちにやめるよう強く求めた。また、同省は声明で、こうした行為は外交関係において許されないとし、再発防止を促した。イラン大使館側の反応は現時点で明らかになっていない。
今回の抗議は、両国間の緊張をさらに高める可能性がある。英国とイランは過去にも外交摩擦を経験しており、ソーシャルメディアを通じたメッセージが新たな火種となった形だ。



