米国を国賓訪問中のチャールズ英国王は28日、連邦議会の上下両院合同会議で演説を行った。両国の歴史に言及し、「その核心は和解と再生、そして驚くべき協力の物語である。250年前の激しい対立から友情を築き、人類史上最も重要な同盟の一つに成長した」と強調。欧州や中東の安全保障環境の変化を踏まえ、「唯一無二の同盟はかつてないほど重要になっている」と訴えた。
英君主の米議会演説は2度目
英君主の米議会演説は、1991年の故エリザベス女王以来2度目となる。米国のイラン攻撃に英国が非協力的な姿勢を示したことでトランプ大統領の不満が高まり、両国関係が冷え込む中、国王は関係修復を狙ったとみられる。
トランプ大統領も歓迎式典でスピーチ
演説に先立ち、トランプ大統領はホワイトハウスでの国王歓迎式典でスピーチを行い、米英の「特別な関係」に言及。「大切な絆は今後も続いていくと確信している」と語り、両国の結束を強調した。
NATOの結束を強調
国王は演説の中で、2001年の米中枢同時テロを受け、北大西洋条約機構(NATO)が史上初めて集団的自衛権を発動したことに言及。NATOが結束する重要性を指摘し、現在の安全保障環境において同盟の価値が一層高まっていると訴えた。



