中国国家安全省、「敵対勢力がネットで若者を洗脳」と警告し無気力化を警戒
中国国家安全省、若者の「寝そべり」洗脳に警戒

中国でスパイ摘発を担当する国家安全省は28日、外部の敵対勢力がインターネット上で中国の若者に対して「寝そべり」の洗脳工作を仕掛けていると主張し、国民に警戒を呼びかけた。「寝そべり」とは、出世や結婚を望まない無気力主義を指す言葉であり、競争に疲れた若者の間で近年急速に広まっている現象である。

国家安全省の主張

同省は、国外の組織が反中メディアやインフルエンサーに対して資金援助を行い、「努力は無駄」「寝そべりは正義」といった内容の投稿をさせていることを突き止めたと発表している。これにより、若者の間で無気力主義が蔓延し、社会全体の活力が低下することを警戒している。

若者の現状

中国の若者たちは、激しい受験戦争や就職難などの競争に日々さらされている。そのような背景から、「寝そべり」というライフスタイルが一部で支持を集めている。しかし、国家安全省はこれを外部勢力による意図的な工作と見なしている。

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ネット上の反応

一方、中国のネット上では、今回の国家安全省の発表に対して批判的なコメントが相次いでいる。「仮想敵をつくって責任転嫁しようとしている」といった声が多く見られ、政府の説明に疑問を呈するユーザーが少なくない。

今回の警告は、中国社会における若者の無気力化問題が深刻化していることを示すとともに、政府がこの問題を安全保障の観点から捉えていることを浮き彫りにしている。

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