オーストラリア政府は27日、ウォン外相が日本、中国、韓国を歴訪すると発表した。日程は同日から5月1日までの見通し。日本では茂木敏充外相らと会談し、緊迫化する中東情勢やエネルギー安全保障強化に向けた協力策について協議する。5月に予定される日豪首脳会談前の地ならしとみられる。
日本訪問の焦点
ウォン外相は日本滞在中、茂木外相との会談を通じて、中東情勢の安定化やエネルギー安全保障の強化について意見交換を行う。両国は資源外交や安全保障分野での連携を深めており、今回の協議が首脳会談に向けた重要なステップとなる。
中国での戦略対話
中国では王毅外相と戦略対話を実施。豪中関係は貿易や安全保障を巡り緊張が続くが、今回の対話では地域情勢や共通の課題について議論する見込み。
韓国での協議
韓国はオーストラリアにとってガソリン、軽油、ジェット燃料の主要供給国。ウォン外相は趙顯外相と会談し、燃料の安定確保を中心にエネルギー協力を協議する予定。中東情勢の緊迫化によりエネルギー価格が高騰する中、安定的な供給網の構築が急務となっている。
今回の歴訪は、オーストラリアがアジア太平洋地域での外交的プレゼンスを強化し、エネルギー安全保障や国際情勢への対応を進める狙いがある。各国外相との会談を通じて、具体的な協力策を打ち出すことが期待される。



