北朝鮮の女子サッカー選手団が17日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝に出場するため、経由地である中国・北京の空港を出発し、韓国へ向かった。スポーツ競技で北朝鮮の選手団が韓国を訪問するのは、2018年12月以来、実に約7年半ぶりの出来事となる。
準決勝の詳細
準決勝は20日、ソウル近郊の京畿道水原で行われる。地元の水原チームと対戦する予定だ。北朝鮮の選手団はジャケットを着用し、北京の空港では出発前にスーツケースから体重計を取り出して荷物を移し替えるなど、念入りな準備を行っていた。また、監督と選手が一対一で話し込む場面も見られた。
政治的背景
北朝鮮は2023年末に韓国との平和統一を放棄する方針を示し、韓国を敵国と位置付けるようになった。今回の訪韓は、こうした緊張関係の中での異例のスポーツ交流となる。
選手団の訪韓は、スポーツを通じた南北関係の象徴的な出来事として注目される。ACL準決勝での健闘が期待される一方、政治的な影響も注視されている。



