米ぬかとしらすの融合で栄養満点ふりかけ「しらすぬか」を名古屋と岐阜の企業が共同開発
米ぬかとしらすの融合で栄養満点ふりかけを開発

米ぬかとしらすの融合で栄養満点ふりかけ「しらすぬか」を名古屋と岐阜の企業が共同開発

名古屋市熱田区の海産物仲卸「中日本海産」と、岐阜県下呂市の高級ブランド米販売会社「龍の瞳」が連携し、精米時に発生する米ぬかとしらすを組み合わせたふりかけ「しらすぬか」を開発しました。両社はこの商品を「パーフェクトに近い栄養価を持つスーパーフード」としてアピールしており、食品ロス削減と持続可能性にも貢献する画期的な製品として注目を集めています。

栄養価の高い米ぬかとしらすの相乗効果

玄米を精米する過程で生じる米ぬかは、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれる栄養の宝庫です。しかし、龍の瞳では人手不足もあり、農家に肥料として提供する以外の活用方法が見つかっていませんでした。一方、中日本海産は愛知県産のしらすを主に使用した総菜ブランド「PanPastaMesica」を展開しており、両社の社長が共通の知人を通じて出会ったことが開発のきっかけとなりました。

中日本海産の奥山義也社長(56歳)と龍の瞳の今井隆社長(70歳)は、米ぬかが他の栄養素に比べてカルシウムが不足している点に着目。しらすに豊富に含まれるカルシウムを補完することで、栄養バランスの取れた食品を作り上げるアイデアが生まれました。奥山社長は「龍の瞳の米ぬかからは、稲の強さやぬか漬けを作った際の香りの良さなど、驚くべき魅力を発見しました」と語り、今井社長も「田んぼと海の恵みを一つにした商品が完成し、大変嬉しく思っています」と喜びを述べています。

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試作を重ねて完成した3種類の味

開発にあたっては、料理家の協力を得ながら、しらすの適度な歯ごたえを残す乾燥度合いや味付けを何度も試作しました。その結果、ご飯はもちろんパスタやパンにも合う以下の3種類の味が誕生しました。

  • ゆば山椒:山椒の風味がアクセントとなった味わい。
  • トリュフ:高級感あふれるトリュフの香りを活かした一品。
  • あじめ胡椒:岐阜県の伝統野菜を使用し、胡椒の辛さが特徴。

これらの商品は、両社のオンラインショップで販売されており、3種類セットが税込み3,900円で購入可能です。さらに、4月中には松坂屋名古屋店と名古屋三越栄店の「米蔵」でも販売を開始する予定です。

持続可能な食の未来に向けた取り組み

両社の社長には、日本の食料安全保障や第一次産業の未来に対する強い危機感が共通しています。今井社長は「自然はつながっており、豊かな海を守るためには森や里を守ることが不可欠です」と強調。奥山社長も「栄養満点でありながら食品ロスも減らせるサステイナブルフードを、ぜひ多くの方に味わっていただきたい」と訴えています。

この「しらすぬか」は、栄養補給だけでなく、環境に配慮した持続可能な食品として、現代の食生活に新たな価値を提供するものとして期待されています。問い合わせは中日本海産(052-671-2219)まで。

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