首都圏の中小企業40社・団体を表彰「2025年度しんきん優良企業」、伝統と革新が光る
首都圏中小企業40社表彰「しんきん優良企業」、最優秀は田島硝子とさがみはらバイオガスパワー (16.03.2026)

首都圏の優れた中小企業40社・団体を表彰、信用金庫が選ぶ「2025年度しんきん優良企業」

2026年3月16日、東京都信用金庫協会などが主催する「2025年度しんきん優良企業表彰式」が都内のホテルで開催され、首都圏の中小企業40社・団体が優れた技術やサービス、経営力を称えられた。この表彰は38回目を迎え、地域経済の活性化に貢献する企業を顕彰する重要な機会となっている。

最優秀賞は伝統と革新の二社が受賞

最優秀賞の製造業部門「しんきんものづくり大賞」には、田島硝子(東京都江戸川区)が選出された。同社は江戸硝子・江戸切子を手作業で製造する伝統工芸を継承しつつ、外国人観光客にも人気の「富士山グラス」など、世界を視野に入れた事業展開で評価された。飲み物を注ぐとグラスの底から雪をかぶった富士山が現れるこの製品は、日本の美を伝えるアイテムとして注目を集めている。

非製造業部門「しんきんゆめづくり大賞」には、さがみはらバイオガスパワー(相模原市中央区)が選ばれた。同社は食品廃棄物を原料に発酵技術を活用してメタンガスを生成し、発電に利用。残渣は肥料や飼料として再利用する循環型システムを構築している。さらに、災害時の停電対策として地域への電力供給も行い、持続可能な社会づくりに貢献している点が高く評価された。

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東京新聞賞は医療用帽子のMAYKが受賞

東京新聞賞を受賞したのは、MAYK(東京都世田谷区)である。同社はウィッグ付き医療用帽子を製造販売しており、経営者の治療経験から生まれたケア帽子は、従来品の締め付け感がなく、おしゃれなデザインが特徴。ウィッグは帽子に着脱可能で、がん治療による脱毛に悩む患者から高い支持を得ている。この製品は、医療とファッションを融合させた画期的なソリューションとして注目されている。

その他の主な受賞企業

表彰式では、以下の企業も各賞を受賞し、多様な分野での活躍が称えられた。

  • 東京商工会議所会頭賞:秋元産機(東京都葛飾区)
  • 日本経済新聞社賞:東京チェンソーズ(東京都西多摩郡檜原村)
  • 信金中央金庫理事長賞:クリテック工業(東京都港区)
  • 共栄火災社長賞:鈴木建材店(東京都江戸川区)
  • 東京都中小企業診断士協会会長賞:日本防災スキーム(東京都稲城市)
  • 東京同友会代表理事賞:フロアエージェント(東京都足立区)
  • 富国生命新興企業賞:沿線まるごと(東京都西多摩郡奥多摩町)

これらの企業は、技術革新や地域貢献、持続可能な経営など、さまざまな面で優れた実績を残しており、首都圏の経済発展を支える重要な役割を果たしている。表彰式を通じて、中小企業の活力と可能性が改めて認識される機会となった。

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