USJが大規模な賃上げを実施、正社員は平均6.5%増、パート・アルバイトは時給70円アップ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)の運営会社は2月19日、従業員の待遇改善に向けた大規模な賃上げを発表しました。この措置は、2026年大阪・関西万博の開催を控え、観光地としての競争力を高めるための重要な戦略として位置づけられています。
3年ぶりの賃上げで正社員の給与が大幅に向上
正社員約3,600人を対象に、3月から平均6.5%の給与引き上げを実施します。これは過去3年間で初めての賃上げとなり、インフレや生活コストの上昇に対応した措置です。会社側は、この引き上げにより従業員のモチベーション向上と長期的な定着を期待しています。
パート・アルバイトの時給も一律70円増額
パートタイムやアルバイトとして働く約1万2,000人の従業員についても、時給を一律70円引き上げることを明らかにしました。これにより、時給は1,330円から1,660円の範囲に設定されます。この増額は、特に学生や若年層の労働者にとって大きなメリットとなり、採用活動の強化に繋がると見込まれています。
大阪万博を契機とした人材投資の強化
USJの担当者は、「大阪や関西の観光をさらに盛り上げるためには、質の高い人材が不可欠です。万博で働いていた経験豊富なスタッフも積極的に採用し、人材投資を強化していきたいと考えています」と語りました。万博開催に伴う観光客の増加を見据え、従業員の待遇改善を通じてサービスの質を高め、地域経済への貢献を目指す姿勢が明確です。
この賃上げは、単なる一時的な措置ではなく、長期的な成長戦略の一環として位置づけられています。USJは、従業員の満足度を高めることで、来場者へのより良い体験を提供し、国際的な観光地としての地位を確固たるものにしようとしています。



