ブックオフと伊藤忠が資本業務提携を締結 ファミマ店舗活用も視野に
中古品販売大手のブックオフグループホールディングス(GHD)と総合商社の伊藤忠商事は、2026年2月18日に資本業務提携を結んだことを正式に発表しました。この提携により、両社は具体的な協業関係を構築し、中古品市場のさらなる拡大を目指す方針です。
伊藤忠がブックオフGHD株式を取得 取得額は十数億円規模
伊藤忠商事は、ブックオフGHDの株式約87万株を既存株主から取得する予定です。これは議決権所有割合で5.01%に相当し、取得額は十数億円規模になると見込まれています。株式の取得は2月26日に行われる見通しです。
ブックオフGHDは、中古書籍やトレーディングカード、DVDなどの買い取り・販売を手掛ける「ブックオフ」店舗を展開しています。現在、日本国内に加えて米国やマレーシアなどにも出店しており、国内外で合計約840店舗を運営しています。
伊藤忠の海外ネットワークでブックオフの国際展開を支援
世界的に中古品(リユース)市場が拡大傾向にある中、伊藤忠商事は自社が持つグローバルな拠点とネットワークを活用し、ブックオフの海外進出を積極的に支援していく計画です。これにより、ブックオフが出店する国や地域の拡大が期待されています。
ファミリーマート店舗網を活用した新たなサービス構想
さらに注目されるのは、伊藤忠商事が傘下に持つコンビニエンスストア大手のファミリーマートとの協業の可能性です。具体的には、ファミマ店舗に中古本の買い取りロッカーを設置する構想が検討されています。
この施策が実現すれば、近くにブックオフの店舗がない地域の利用者でも、気軽に中古本の買い取りサービスを利用できるようになります。買い取りの利便性が大幅に向上し、中古品市場の活性化につながることが期待されています。
両社の提携は、単なる資本関係にとどまらず、実践的なビジネス連携を通じて中古品流通の新たなモデルを創出することを目指しています。ファミマ店舗を活用した買い取りサービスの具体化は、今後の消費者の利便性向上に大きく貢献する可能性を秘めています。



