消費税減税で「プラス」と回答した企業は25.7%に留まる、業務複雑化への懸念も
消費税減税「プラス」企業25.7%、業務複雑化懸念

消費税減税で「プラス」と回答した企業は25.7%、業務複雑化への懸念浮き彫り

衆院選で各党が公約に掲げた消費税減税が実現した場合、自社にとって「プラスの影響の方が大きい」と回答した企業は25.7%にとどまることが、帝国データバンクの調査で明らかになった。調査は2026年2月5日から9日にかけてインターネットで実施され、幅広い業界の1546社から有効回答を得た。

企業の反応は低調、半数近くが「影響なし」と回答

調査結果によると、「マイナスの影響の方が大きい」とした企業は9.3%、「特に影響はない」は48.2%、「分からない」は16.8%だった。消費税減税が経済に与える影響について、企業側の反応は全体的に低調であることが示された。

特に注目されるのは、小売業など消費が直接刺激される業界では、減税による需要喚起を期待する声がある一方で、多くの企業が業務の複雑化を懸念している点だ。税率変更に伴うシステム調整や会計処理の負担増が、企業経営に与える影響を危惧する意見が目立つ。

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財源確保への不安も根強く残る

さらに、消費税減税の財源確保への不安も根強く指摘された。減税による税収減少が、将来的な財政悪化や他の税負担増につながる可能性を懸念する企業関係者は少なくない。このような背景から、減税政策に対する企業の評価は慎重なものとなっている。

帝国データバンクの調査は、消費税減税が単純な経済刺激策としてだけでなく、企業の実務面や財政面での課題を浮き彫りにした。今後の政策議論においては、こうした企業の声を十分に反映することが求められるだろう。

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