ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は30日、2026年1~3月期の連結決算を発表した。純利益は前年同期比29.5%減の12億9千万ユーロ(約2400億円)となり、大幅な減少を記録した。競争激化が続く中国市場での販売不振や、トランプ米政権による関税強化が業績を直撃した。
中国市場と米国関税の影響
グループ全体の世界販売台数は前年同期比4.0%減の204万8877台。特に乗用車販売は米国で19.7%減、中国で14.9%減と大きく落ち込んだ。一方、主力の欧州市場では堅調な販売を維持した。
EV生産終了とコスト削減
米国で需要が低迷する電気自動車(EV)の生産終了に伴い、5億ユーロの特別費用を計上したことも利益を圧迫した。VWは収益力向上のため、さらなるコスト削減を進める方針を示している。



