ディー・エヌ・エー(DeNA)は12日、創業者である南場智子会長(60)が社長に復帰する人事を正式に発表した。現社長の岡村信悟氏(54)は会長に就任する。いずれの人事も6月27日付で実施される。
創業者による変革リードが必要と判断
同社は、ゲームやエンターテインメント事業を取り巻く環境が急速に変化している中で、創業者自らがトップとして変革を強力にリードする必要があると判断した。南場氏は2005年にDeNAを設立し、モバイルゲーム事業などで成長を牽引してきた。
岡村氏は対外折衝を担当
岡村氏は会長として、政府や業界団体との対外折衝を中心に担うと説明されている。これにより、南場氏は社長として事業戦略や組織改革に集中する体制を整える。
DeNAは近年、主力のゲーム事業で競争が激化し、新たな収益源の開拓が課題となっている。今回のトップ交代により、創業者のリーダーシップで成長戦略を再構築し、変化に対応する狙いがあるとみられる。
南場氏は社長復帰について「変化の激しい時代だからこそ、創業者として先頭に立って挑戦したい」とのコメントを発表。一方、岡村氏は「新体制でDeNAのさらなる発展に貢献する」と述べている。
市場関係者からは、創業者の復帰が企業価値向上につながるか注目されている。



