経団連・筒井会長が予算案審議に注文「拙速な議論は好ましくない」と強調
経団連の筒井義信会長は、2026年2月19日に岡山市内で開かれた記者会見において、2026年度予算案を巡る審議について厳しい見解を示しました。高市首相が目指す年度内成立に対して、「拙速な議論は好ましくない。熟議を凝らしてほしい」と注文をつけ、慎重な議論の必要性を訴えました。
予算案審議の遅れと筒井会長の懸念
2026年度予算案は、衆院選の影響により例年よりも審議開始が遅れており、週明けに審議入りする予定となっています。筒井会長は、早期成立の重要性については理解を示しつつも、「経団連として何が何でも年度内の成立と申し上げるべきではない」と強調しました。この発言は、予算案の内容をしっかりと議論することの重要性を改めて指摘するものです。
さらに筒井会長は、自民党が大勝したことで懸念されている「政党間の熟議」が実際に行われているかどうかについて、「しっかりと見ていく」との考えを示しました。これは、政治的な圧力や時間的制約に流されることなく、予算案の質を高めるための議論が求められていることを意味しています。
熟議の重要性と今後の展開
筒井会長の発言は、経済界の代表として、予算案が国の財政や経済政策に与える影響を重視していることを反映しています。拙速な議論を避け、熟議を重ねることで、より持続可能で効果的な予算案が策定されることを期待する姿勢が明確です。
今後の予算案審議では、筒井会長が指摘したように、政党間の熟議がどのように進められるかが焦点となります。経団連としても、このプロセスを注視し、経済界の声を反映させるべく、積極的に関与していく方針を示唆しています。



