伊藤忠商事とブックオフGHDが資本業務提携を締結、中古品市場で連携強化
伊藤忠商事は2026年2月18日、中古品販売を手がけるブックオフグループホールディングス(GHD)と資本業務提携を結んだと正式に発表しました。この提携により、伊藤忠はブックオフGHDの株式を議決権ベースで約5%取得し、中長期的な成長が見込める中古品市場での協力関係を深めます。株式は小学館、集英社、講談社の3社から取得され、取得額は十数億円程度と推定されています。
物価高を背景に拡大する中古品市場の可能性
伊藤忠商事によると、近年の物価高騰を背景に、割安な中古品の需要が世界的に高まっています。特に、訪日外国人による購入の増加が後押しとなり、国内の中古品市場の規模は2024年に約3.3兆円に達しました。さらに、2030年には約4兆円に拡大する見通しで、市場の成長性が注目されています。
ファミリーマート店舗網を活用した買い取り強化と海外展開
ブックオフGHDは、今回の提携を通じて、伊藤忠傘下のファミリーマートの広範な店舗網を活用した中古品の買い取りを強化します。これにより、顧客利便性の向上や収益基盤の拡大を図ります。また、海外展開の加速も視野に入れており、グローバル市場での競争力強化を目指します。
この資本業務提携は、両社の強みを生かしたシナジー効果を期待しており、中古品市場における新たなビジネスモデルの構築につながると見られています。伊藤忠の豊富なネットワークとブックオフの専門知識を組み合わせることで、持続可能な成長を追求していく方針です。



