日本銀行の大阪支店(大阪市北区)で14日、9日に就任した藤田研二支店長(56)が記者会見を開いた。「支店は日銀の本部と地域とを結ぶ『結節点』。双方向のコミュニケーションの最前線を担っていく」と抱負を語った。
経歴と地域経済への見解
藤田支店長は東京大学法学部を卒業後、1992年に日銀に入行。これまで金融市場局長や総務人事局長などの要職を歴任してきた。愛知県出身で、大阪・関西とはこれまで縁が薄かったというが、地域経済について次のように印象を述べた。
「電機・機械やライフサイエンスなど成長産業の波及をより受けやすいセクターがあること、インバウンド需要のホットスポットであることなど強みが多い。地政学面の不確実性があるなかでも、経済の粘り強さを発揮していると思う」
今後の役割に期待
藤田支店長は、大阪支店が日銀本部と関西地域の橋渡し役として重要な役割を果たすと強調。地域経済の活性化や金融政策の浸透に向けて、積極的に情報発信を行っていく方針を示した。会見では、関西経済の現状や今後の見通しについても質疑応答が行われた。



