13日の東京株式市場で、精密モーター大手のニデックの株価が一時ストップ安水準まで急落した。品質問題の疑いがあると公表したことが引き金となり、売り注文が殺到した。終値は前日比394円(13.9%)安の2435円で取引を終えた。
品質問題の公表と市場の反応
ニデックは12日、一部製品に品質上の問題がある可能性を公表。これを受け、投資家の間で不安が広がり、13日の取引開始直後から売りが膨らんだ。同社は会計不正問題も抱えており、相次ぐ不祥事に市場の信頼が揺らいでいる。
調査委員会の設置
ニデックは外部専門家で構成する調査委員会を設置し、問題の詳細を確認する方針。同社は内部管理体制の改善を促す「特別注意銘柄」に昨年から指定されており、証券アナリストからは「新たな事案が発覚し、上場維持のハードルがさらに高まった印象だ。山積する問題を全て改善できるのか、市場が自信を持てなくなっている」との指摘が出ている。
今後の動向次第では、さらなる株価下落や上場廃止のリスクも指摘されており、市場関係者は注視している。



