ニデック、モーター部品で品質不正疑い 設計変更を無断実施か
ニデック、モーター部品で品質不正疑い 設計変更無断か

モーター大手のニデックにおいて、部品の品質に関する不正の疑いが浮上したことが、2026年5月12日に関係者への取材で明らかになった。同社は13日にも外部の弁護士らで構成される調査委員会を立ち上げる方針だ。

不正の経緯と内容

関係者によると、この品質不正は、同社で進行中の不正会計問題を調査する過程で発覚した。家電向けモーターなど一部製品において、顧客の承認を得ずに設計変更を行うなどの品質関連の不正が行われていた可能性があるという。問題はニデック本体だけでなく、一部の子会社でも確認されている。

背景にある経営圧力

ニデックでは、会計問題の発覚を受けて2025年9月に第三者委員会を設置。創業者の永守重信氏は2026年2月までに代表取締役や名誉会長を辞任した。第三者委員会は従業員へのヒアリングを実施し、3月には多数の不正を認定する調査報告書を公表。その中で、永守氏による業績目標に対する「強いプレッシャー」が不正の背景にあったと指摘された。現在は経営陣の法的責任の有無を調べる委員会も設置され、調査が継続中である。

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株式市場への影響

会計問題に関連し、東京証券取引所はニデック株を「特別注意銘柄」に指定。これは内部管理体制の改善を求める措置であり、同社のガバナンス改革が急務となっている。

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