農林水産省は2月28日、2026年産の備蓄米買い入れに向けた2回目の入札を開始した。14日に実施された初回入札では、予定数量に対してわずか5.6パーセントの落札率にとどまっていた。しかし、初回入札を通じて農水省の買い入れ価格の目安に関する情報が業界内で共有され、今回は落札数量が増加する見通しだ。入札結果は3月30日に公表される予定である。
初回入札の結果と価格動向
米穀データバンクの調査によると、買い入れ価格は玄米60キログラム当たり約2万500円と推定される。この価格は、2026年産の主食用米の業者間取引や店頭価格の目安となる可能性が高い。初回入札では、予定数量20万7521トンのうち、わずか1万1710トンが落札された。2回目の入札では、残りの19万5811トンが対象となる。
入札再開の背景
備蓄米の入札は2年ぶりに再開された。農水省は、市場価格の安定と備蓄量の確保を目的としており、今回の入札を通じて適正な価格形成が期待されている。業界関係者は、2回目の入札では初回の経験を活かし、より多くの参加と落札が見込まれると分析している。
農水省は、引き続き備蓄米の買い入れを進め、米価の安定化に努める方針だ。今後の入札結果が市場に与える影響が注目される。



