楽天グループ、2年連続営業黒字達成 モバイル事業の赤字大幅改善
楽天グループ、2年連続営業黒字 モバイル赤字400億円以上縮小

楽天グループ、2年連続で営業黒字を達成 モバイル事業の赤字が400億円以上縮小

楽天グループは12日、2025年12月期の連結決算(国際会計基準)を発表しました。本業のもうけを示す営業利益は143億円となり、前期比で72.9%の減少となりましたが、2年連続で営業黒字を確保しました。この結果は、2020年に本格参入した携帯電話事業の収益改善が着実に進んでいることを反映しています。

携帯事業の赤字が大幅に改善 通信品質向上へ投資計画も

事業別に見ると、携帯電話事業の赤字は1618億円でした。これは前期の2089億円の赤字から400億円以上改善したことを示しており、事業の立て直しが進んでいることが明らかになりました。楽天グループは、2026年には通信品質の改善を課題として、基地局の増設などに2000億円強を投資する計画を明らかにしています。

営業利益が前期比で大幅に減益となった背景には、前期に会計処理の変更により、出資する米国の衛星会社株の評価益が1000億円超計上された反動があります。このため、純粋な事業収益の比較では、改善傾向がより鮮明になっています。

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三木谷社長、相乗効果に自信 売上収益も堅調に伸長

楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は、同日の決算記者会見で、「携帯事業の収益力がかなり上がってきている」と述べました。さらに、「楽天市場や楽天カードに、携帯事業経由で新規顧客が流れ込んでいる」と指摘し、他の事業にも相乗効果が及んでいるという認識を示しました。

売上収益は2兆4965億円で、前期比9.5%増となりました。この伸びは、楽天市場を中心とするインターネット通販事業が堅調だったことに加え、金融事業においてもクレジットカードの取扱高などが伸びたことが寄与しています。

楽天グループは、モバイル事業の赤字縮小と全体的な収益改善を背景に、今後の成長戦略を強化していく方針です。投資を通じた通信品質の向上が、さらなる顧客獲得と事業拡大につながることが期待されています。

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