21日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が続伸し、前日比276.31ドル高の5万0285.66ドルと、終値の最高値を更新して取引を終えた。これは、米国とイランの間で戦闘終結に向けた動きがあるとの観測が広がり、買い注文が膨らんだことが背景にある。
原油先物の下落がインフレ警戒を緩和
また、ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場が3日続落したことで、インフレに対する過度な警戒感が後退したことも、相場を支える要因となった。しかし、中東情勢の先行きに対する警戒感が依然としてくすぶっており、上値は限られたものとなった。
ナスダックも小幅続伸
ハイテク株主体のナスダック総合指数も小幅に続伸し、22.74ポイント高の2万6293.10で取引を終えた。
市場関係者は「戦闘終結観測はポジティブだが、中東の地政学リスクが完全に払拭されたわけではない。今後の動向を注視する必要がある」と述べている。



