読売333が3営業日ぶりに反発 中東情勢警戒感の緩和が追い風に
2026年4月1日の東京株式市場において、読売株価指数(読売333)の終値は、前日比1958円97銭(4.31%)高い4万7374円79銭を記録しました。これは3営業日ぶりの上昇となり、市場関係者の注目を集めています。
中東情勢への懸念後退が市場心理を改善
上昇の主な要因として、中東情勢への警戒感が和らいだことが挙げられます。これに伴い、読売333を構成する333銘柄のうち、約98%に相当する326銘柄が値上がりするなど、幅広い銘柄で買いが優勢となりました。
同時に、日経平均株価(225種)の終値も、前日比2675円96銭(5.24%)高い5万3739円68銭と、読売333を上回る大幅な上昇を見せています。特に日経平均への影響度が大きい半導体関連銘柄を含む大半の株が上昇したことで、市場全体の上昇基調が鮮明となりました。
米国市場の動向と政治的要因も後押し
前日の米国株式市場では、ダウ平均株価(30種)の終値が1100ドルを超える大幅な上昇を記録しています。さらに、トランプ米大統領が対イラン軍事作戦の終了時期について「2~3週間以内」との見通しを示したことで、投資家心理が大きく改善しました。
東京市場では、東証プライム市場に上場する銘柄の約97%が値上がりし、市場全体で堅調な動きが広がりました。
個別銘柄の動向と市場指数の推移
読売333の構成銘柄における上昇率では、半導体大手のキオクシアホールディングスが14.26%の上昇でトップとなりました。以下、古河電気工業(12.87%)、JX金属(11.62%)と続いています。
一方、下落率が大きかった銘柄は以下の通りです。
- ネクソン:4.76%下落
- KDDI:3.32%下落
- コスモス薬品:1.59%下落
また、東証株価指数(TOPIX)は、173.04ポイント(4.95%)高い3670.90を記録し、市場全体の上昇を裏付けています。
今回の上昇は、中東情勢を巡る地政学的リスクの後退に加え、米国市場の好調さや政治的な発言が相まって、投資家のリスク選好姿勢が強まった結果と言えるでしょう。今後の市場動向には、引き続き国際情勢や企業業績への注目が集まりそうです。



