BMWが2万3千台超をリコール エンジンスターターの不具合で火災の恐れ
BMW、2万3千台リコール エンジン部品で火災の恐れ

BMWが大規模リコールを実施 エンジン部品の不具合で火災リスク

ドイツの高級自動車メーカー、BMWは2026年2月25日、エンジンを始動させるスターター(スタータ)に発火の恐れがある不具合が確認されたとして、大規模なリコール(回収・無償修理)を実施することを発表しました。国土交通省への届け出によると、対象となるのは「BMW 220i」をはじめとする22車種、合計2万3650台にのぼります。

製造期間と具体的な不具合内容

今回のリコール対象車両は、2020年7月から2024年2月にかけて製造されたモデルです。国土交通省の説明では、問題のスターターの一部において耐久性が十分でないことが判明しました。具体的には、エンジンの始動やアイドリングストップを繰り返すことで部品が摩耗し、摩耗粉が堆積してしまう可能性があると指摘されています。

この状態が継続すると、エンジンが始動不能になるケースや、より深刻な場合には、エンジンをかけた瞬間や走行中に火災が発生するリスクがあると警告されています。これまでに4件の不具合報告があり、そのうち3件では実際に走行中や信号停止中に火災が発生したことが確認されました。幸いにも、現時点ではけが人は報告されていません。

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リコールの背景と今後の対応

BMWは安全上の重大な懸念があるとして、速やかに国土交通省へリコールを届け出ました。同社は対象車両の所有者に対して、無償での点検および修理を実施する方針です。自動車業界では部品の不具合に起因するリコールは珍しいことではありませんが、火災リスクが伴うケースは特に注意が必要とされています。

国土交通省は、今回の事案を重く受け止めており、BMWに対して適切な対応を求めるとともに、消費者への周知徹底を図っています。対象車両の所有者には、BMWから直接連絡が行われる予定で、早期の点検受診が推奨されています。

自動車の安全性は、メーカーと行政の連携によって守られるものです。今回のリコールは、その重要性を改めて浮き彫りにする事例となりました。BMWは今後、同様の不具合が再発しないよう、品質管理の強化に取り組むと表明しています。

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