全日空、新社長に平沢寿一氏を起用 井上慎一社長はANAHD特別顧問に
ANAホールディングス(HD)傘下の全日本空輸は、2026年2月25日、重要な人事異動を発表しました。平沢寿一副社長(62歳)が、2026年4月1日付で全日空の社長に昇格することが決定されました。これに伴い、現職の井上慎一社長(67歳)は、ANAホールディングスの特別顧問に退くことになります。
平沢氏の経歴と今後の課題
平沢寿一氏は、1986年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、全日本空輸に入社しました。長年にわたり、航空路線網の計画策定や経営企画部門で豊富な経験を積んできた人物です。2025年4月からは代表取締役副社長を務めており、東京都出身です。
新社長就任後は、訪日客の増加が続く国際線と、費用増加により実質的な赤字に苦しむ国内線の両方の業績向上が、最大の課題となります。平沢氏は現在兼務しているANAホールディングス副社長の職を退任し、同社の取締役に就任する予定です。
井上社長の新たな役割
井上慎一社長は、全日空社長としての任期を終え、ANAホールディングスの特別顧問に就任します。この人事は、航空業界における経験豊富なリーダーシップの継承と、新たな経営体制への移行を示しています。
全日空は、この人事を通じて、国内外の航空市場における競争力を強化し、持続可能な成長を目指す方針です。平沢氏のリーダーシップの下、今後の経営戦略に注目が集まっています。



