日産車体、湘南工場従業員に転籍提示 生産委託終了で2026年度末に向け支援策
日産自動車の上場子会社である日産車体は、2月12日、神奈川県平塚市に所在する湘南工場の従業員に対し、関連会社などへの転籍を提示すると正式に発表しました。この決定は、親会社である日産自動車からの生産委託が2026年度末で打ち切られることに伴うものです。
転籍先と具体的な支援内容
日産車体は、従業員に対して以下の三つの転籍先を提示しています。
- 日産車体九州(福岡県苅田町)
- 日産車体マニュファクチュアリング(神奈川県平塚市)
- その他の関連企業
従業員は、これらの選択肢から自身の状況に合わせて転籍先を選ぶことができます。また、転籍に際しては、転籍加算金の支給や再就職支援プログラムが実施され、雇用の安定を図る方針です。この支援策は、従業員の生活やキャリアへの影響を最小限に抑えることを目的としています。
湘南工場の今後の方針
湘南工場は、日産自動車からの生産委託が終了した後も、補修部品の生産工場として業務を継続する計画です。これにより、工場自体の閉鎖は回避され、一部の従業員は引き続き現地で働く機会が確保される見込みです。この方針は、地域経済への配慮と、長年にわたる生産実績を活かした新たな役割への転換を目指すものです。
日産車体の今回の発表は、自動車産業における生産体制の見直しが進む中、従業員の雇用確保を優先した対応として注目されています。2026年度末までの期間を活用し、円滑な移行が図られるかが今後の焦点となるでしょう。



