日立製作所は27日、2026年3月期の連結決算を発表した。当期の純利益は前期比30.3%増の8023億円に達し、過去最高を更新した。売上高に相当する売上収益は8.2%増の10兆5867億円となった。好調の背景には、送電網設備の更新需要や人工知能(AI)関連投資の拡大に伴うデータセンター事業の堅調な推移がある。
データセンター関連設備の需要拡大
大量の電力を効率的に供給する送電網や変圧器など、データセンター向け設備の引き合いが強まっている。徳永俊昭社長は決算説明会で「データセンター需要は極めて強い。生産能力を適切に高め、旺盛な需要に応えていきたい」と述べ、今後の事業拡大に意欲を示した。
AI活用サービスの展望
同社はAI技術を活用し、鉄道や工場などの電力消費を効率化するサービスや、迅速な保守点検を実現するシステムを展開している。これらのサービスについても、今後堅調な推移を見込んでいる。



