日本車4社の米国販売、2月は0.7%増加 ハイブリッド車の好調が支える
日本の自動車大手4社が3日に発表した2026年2月の米国新車販売台数は、合計で36万7722台となりました。これは前年同月と比較して0.7%の増加を示しており、新車需要が底堅く推移していることを裏付けています。特に、日系メーカーが得意とするハイブリッド車(HV)が引き続き好調な売れ行きを維持し、全体の販売を下支えする形となりました。
トヨタ自動車は3.2%増、主力車種がけん引
トヨタ自動車の販売台数は18万950台と、前年同月比で3.2%増加しました。この成長をけん引したのは、セダン「カムリ」をはじめとする主力車種の堅調な売れ行きです。トヨタは従来から米国市場で高いシェアを維持しており、今回の結果はその強固な基盤を再確認させるものとなりました。
ホンダは1.1%増、手頃な価格帯が支持
ホンダの販売台数は10万8162台と、前年同月比で1.1%増加しました。セダン「アコード」やスポーツタイプ多目的車(SUV)「パスポート」などのモデルが伸びを示し、全体の販売を押し上げました。関係者によれば、物価高の影響を背景に、「手頃な価格のグレードが売れている」とのことで、消費者が価格面で慎重な選択をしている実態が浮き彫りになっています。
ハイブリッド車の需要が堅調、日系メーカーの強み発揮
今回の販売データでは、ハイブリッド車(HV)の需要が引き続き堅調である点が注目されます。日系メーカーは長年にわたりHV技術を磨き、環境対応車両として米国市場で一定の支持を集めてきました。この傾向は、持続可能なモビリティへの関心が高まる中、今後も継続することが期待されています。
全体として、日本車4社の米国販売は小幅ながらも増加を記録し、新車市場における日系ブランドの存在感を示す結果となりました。今後の動向としては、経済情勢や消費者嗜好の変化に応じた戦略が求められるでしょう。



