福岡空港の運営会社、2026年度事業計画で営業収益743億円の過去最高を予測
福岡国際空港(FIAC)は、2026年度の事業計画を発表しました。計画によれば、営業収益は過去最高となる743億円を見込んでいます。これは、前年度予想から39億円の増加に相当し、主に韓国などからの国際線旅客需要の伸びが貢献しています。
旅客数と収益の詳細
2026年度の旅客数は、2924万人と予測され、前年度予想の2856万人から2%増加します。内訳としては、国内線が1958万人で1%増、国際線が965万人で5%増と、国際線の成長が顕著です。この増加は、昨年11月と12月に国際線ビルで新たに開業した商業エリアの効果が通年で発揮されることにも支えられています。
営業収益の向上は、国際線利用の拡大と新商業エリアの売上増加が主な要因です。一方、最終利益は29億円と、前年度から11億円減少する見込みですが、これは国からの補助金が減る影響によるものです。それでも、2年連続の黒字確保が期待されています。
国際線の利用動向と今後の見通し
FIACの田川真司社長は記者会見で、「予想以上に国際線の利用が増えている」と述べ、韓国などからの旅客需要の堅調さを強調しました。日中関係悪化の影響で中国便の運休や減便があるものの、他の国際線の需要がこれを補い、全体として収益向上につながっています。
この事業計画は、福岡空港が地域経済の重要なハブとしての役割を強化することを示しています。国際線の成長と商業施設の拡充により、さらなる収益拡大が期待されます。



