日銀6月会合、利上げ観測強まる 小枝委員「物価高対応の役割増した」
日銀6月会合、利上げ観測強まる 小枝委員発言

日本銀行の金融政策を巡り、追加利上げへの期待が高まっている。9人の政策委員から利上げに前向きな意見が相次いでおり、6月の金融政策決定会合では、利上げを支持する委員が増える可能性が出てきた。さらに、米財務長官からも利上げを後押しするような発言が飛び出し、市場の関心が集まっている。

小枝委員、利上げの必要性を強調

日銀の小枝淳子審議委員(政策委員)は21日、福岡市内で開かれた地元財界との会合で講演し、「今後は政策金利を適切なペースで引き上げて、経済へのトレードオフにも配慮しつつ、物価高への対応を進めていくことが適切だ」と述べた。混迷する中東情勢を踏まえ、追加利上げに前向きな考えを示したものだ。

小枝委員は「以前よりも金融政策として物価高に対応していくという役割は増している」と指摘。物価上昇が続く中、日銀が積極的に金融引き締めを行う必要性を訴えた。

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4月会合では3人が利上げ主張、6月はさらに増加か

4月の金融政策決定会合では、9人の委員のうち3人が追加利上げを主張した。残りの委員も慎重姿勢を崩していないが、6月の会合では利上げに賛成する委員が増えるとの観測が強まっている。市場関係者の間では、早期の利上げ実施を予想する声も出ている。

米財務長官も利上げ後押し

米国のベッセント財務長官も、日銀の利上げを後押しするような発言を行った。日米の金融政策の方向性が一致しつつある中、今後の日銀の判断が注目される。

一方、高市政権は物価高対策に苦慮しており、日銀の利上げが経済に与える影響を注視している。利上げが景気に冷や水を浴びせる可能性もあり、政府と日銀の思惑が交錯する展開となっている。

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