神奈川県川崎市麻生区の白井基雄さん(68)の梅林で、ブランド梅「いくたの梅」の収穫が19日に始まりました。果汁が豊富で香りが高いのが特徴で、収穫作業は6月下旬まで続く見込みです。
梅林の概要と栽培品種
約50アールの梅林では、梅酒や梅シロップ作りに適した「梅郷(ばいごう)」や梅干し用の「南高梅」など、7品種約110本の梅の木が栽培されています。白井さんは、無線操縦式草刈り機や電動補助一輪車を活用して省力化を図るとともに、昨年2月に気象センサーを導入し、積算温度や降雨量などのデータ管理を徹底しています。
収穫作業の詳細
収穫作業では、実を傷つけないよう1粒ずつ丁寧に摘み取ります。大きさは直径4センチの「3L」サイズが中心で、今期は約5~6トンの収穫を見込んでいます。白井さんは「昨年の猛暑で木が弱るかと心配したが、影響はない。新鮮で大きな梅を提供できると思う」と強調しています。
生産者の取り組み
JAセレサ川崎生田支店(多摩区)管内では、白井さんら約5人が「いくたの梅」を栽培しています。同JAの直売所「セレサモス」では昨シーズン、45人の生産者が梅を出荷しており、地域の特産品として親しまれています。



