三河カントリークラブが民事再生申請、負債総額約120億円で愛知県内最大規模に
帝国データバンク豊橋支店は3月31日、ゴルフ場運営会社「三河カントリークラブ」(愛知県新城市)が大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、同日付で保全処分の決定を受けたと発表しました。負債総額は約120億円に上り、2025年度の愛知県内倒産としては最大規模となります。
杉原輝雄氏監修のコースで人気を博すも経営悪化
同社は1973年に設立され、ゴルフ場「三河カントリークラブ」を運営してきました。このゴルフ場は、元プロゴルファーの杉原輝雄氏(2011年死去)が監修したコースがプレーしやすいと評判を呼び、2001年8月期には売上高約10億円を計上するなど、かつては高い人気を誇っていました。
しかし、料金が比較的高額であったことや、周辺のゴルフ場との競合が激化したことで、厳しい経営状態が長く続いていたとされています。これらの要因が重なり、最終的に民事再生法の適用を申請するに至った模様です。
愛知県内倒産で最大規模、今後の動向に注目
今回の負債総額約120億円は、2025年度における愛知県内の倒産案件としては最大規模となります。同社の民事再生手続きは大阪地裁で進められる予定で、今後の再建計画や事業の継続性について、関係者の注目が集まっています。
地域経済への影響も懸念される中、ゴルフ場の運営再開や従業員の雇用維持など、具体的な対策が求められる状況です。愛知県を代表するゴルフ場の一つとして知られた同施設の行く末が、地域内外から関心を集めています。



