NY原油先物、3営業日続伸で102ドル台
【ニューヨーク共同】12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は3営業日続伸し、指標となる米国産標準油種(WTI)の6月渡しが前日比4.11ドル高の1バレル=102.18ドルで取引を終えた。これは、戦闘終結を目指す米国とイランの交渉が難航し、供給途絶が長期化するとの警戒感から買い注文が膨らんだためだ。
トランプ大統領、交渉の脆弱性を指摘
トランプ米大統領は前日、イランとの停戦協議について「極めて脆弱だ。延命措置を受けている状態だ」と強調した。イラン側は戦闘停止に加え、米国による海上封鎖の解除やイラン産原油輸出の再開などを要求しており、双方の隔たりは依然として大きい。
市場関係者は「交渉の進展が見られなければ、さらなる価格上昇もあり得る」と指摘。地政学的リスクが原油市場を揺さぶる展開が続いている。



