国際エネルギー機関(IEA)は20日、2025年の電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)を合わせた世界販売台数が2000万台を突破したと発表した。これは新車販売全体の25%に相当する。このうち約60%を中国メーカーが供給し、欧米や日本の自動車メーカーを大きく引き離した。
2026年には2300万台、新車の3割に迫る見通し
IEAは、2026年の世界販売が2300万台に増加し、新車に占める割合は30%近くに達すると予測している。中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の高騰が、EVやPHVの販売をさらに後押しする可能性があると分析している。
「世界EV見通し」の主な内容
IEAが公表した最新の「世界EV見通し」によると、2025年のEV・PHV販売台数は前年比約20%増加し、過去最高を更新した。中国では購入支援策の縮小が逆風となったものの、販売の増加傾向は続き、1300万台以上が売れた。欧州連合(EU)でも環境規制の強化などを受けて需要が高まった。一方、米国は税額控除の打ち切りにより販売が不振だった。
メーカー別シェア:中国勢が約6割、日本勢は数%
世界販売に占めるシェアは、中国メーカーが約60%に対し、欧州メーカーと北米メーカーはそれぞれ約15%。トヨタ自動車や日産自動車などの日本メーカーは数%にとどまった。



