1980年代のアニメ作品を中心に上映する「第3回どまんなかアニメ映画祭」が、2026年5月15日から21日までの1週間、名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで開催される。今回のポスターは、アニメーターの佐野浩敏さんが原画を担当。佐野さんは、一昨年のポスターを手掛けた安彦良和さんを師匠と敬い、その影響を受けながら独自のタッチでポスターを描き上げた。
佐野浩敏さんが即興で絵を披露
佐野さんは1980年代から1990年代にかけて、『機動戦士ガンダム』や『天空のエスカフローネ』などのロボットアニメ作品の制作に携わってきたベテランアニメーター。今回のインタビューでは、即興でペンを走らせ、当時のロボットアニメの描き方を実演しながら、その魅力や制作の裏話を語った。
「絵を描くのは比較的速いかな」と笑顔を見せる佐野さん。その手さばきはまさに職人技で、数分のうちに力強いロボットの姿が紙の上に浮かび上がった。彼は「ロボットアニメは動きと重厚感が命。特にガンダム系は細部のディテールにこだわる必要がある」と説明。また、「エスカフローネでは、ファンタジーとメカの融合が難しかったが、それがかえって面白かった」と振り返った。
映画祭の見どころ
第3回どまんなかアニメ映画祭では、佐野さんが手掛けたポスターの原画も展示される予定。さらに、1980年代の名作アニメの上映に加え、トークイベントやワークショップも企画されており、アニメファンにとって見逃せない内容となっている。
佐野さんは「若い世代にも、昔のアニメの良さを知ってほしい。手描きの温かみや、一枚一枚に込められた職人の情熱を感じてもらえたら嬉しい」と語った。映画祭の詳細は公式サイトで確認できる。



