東京都港区南青山のきらぼし銀行本店で17日、赤坂の料亭文化を受け継ぐ赤坂芸者衆による公演「華のおどり」が開かれました。会議室に料亭のお座敷を模した特設舞台が設けられ、公募で集まった区民約300人が華やかな装いや舞を堪能しました。
伝統文化継承の一環として5回目の開催
この公演は、東京に息づく伝統文化を継承する一助として、新型コロナウイルス禍で披露の機会を失っていた2022年に同行の主催で始まり、今年で5回目を迎えました。映画「国宝」の反響もあり、伝統芸能への関心が高まっていることから、公募人数を増やしての開催となりました。
赤坂芸者の魅力と演目
赤坂芸者は花柳界で「牡丹の花」にたとえられ、その華麗さが魅力です。公演では、歌舞伎の女形舞踊の名作「京鹿子娘道成寺」に基づく長唄など、日々稽古に励む芸者衆の心意気を約1時間にわたって表現しました。
芸者として初めて旭日双光章を受章した育子さんは、秘めた恋慕を描く「立山」を披露。盛況への感謝を込めて、観客とともに三本締めを会場に響かせました。
公演のフィナーレと今後の展望
フィナーレでは総踊りが行われ、参加者全員で伝統のひとときを共有しました。主催者は今後もこうした機会を通じて、赤坂の料亭文化や伝統芸能の魅力を広く発信していきたいとしています。



