千葉市動物公園は、民間企業と協力して、人気の動物たちをデジタルデータで立体的かつ精細に再現した3Dモデルを販売している。このモデルは、複製や改ざんが難しい「非代替性トークン(NFT)」の技術を用いて作成され、売り上げの一部は動物園の運営資金に充てられる。動物園でNFTを活用して収益を上げる取り組みは、全国で初めてだという。
販売中の3Dモデル
特設サイトでは、ニシゴリラの「モンタ」、ハシビロコウの「じっと」、チーターの「フロド」と「ズラヤ」の計4体が、各1000円で販売されている。購入者は、動物園内を模したサイトで、水浴びや威嚇などの日常の様子を記録した動画を視聴したり、コレクションとして楽しむことができる。
NFT技術の活用
NFTは、暗号資産(仮想通貨)で使用される技術を応用したもので、芸術作品や写真など幅広い分野で活用が進んでいる。千葉市は昨年4月にまちづくり会社「パシフィックコンサルタンツ」と協定を締結し、動物公園の職員が撮影した写真や飼育担当者の助言を基に、動物の毛並みや目の色を再現した3Dモデルを同社が制作した。
今後の展望
この取り組みは、動物園の新たな収益源として期待されており、他の動物園への波及効果も注目される。千葉市動物公園は、今後もデジタル技術を活用したユニークなサービスを展開していく方針だ。



