BOROさん、平谷川の風景から新曲「RIVER」を創作 72歳で新アルバム「NO LIMIT!」を発売
シンガー・ソングライターのBOROさんが、兵庫県三田市のウッディタウンを流れる平谷川の風景からイメージした新曲「RIVER(リバー)」を作曲した。この曲は、7月11日に発売された新アルバム「NO LIMIT!(ノー・リミット)」に収録されており、72歳の誕生日を記念した作品となっている。BOROさんは長年、平谷川沿いを散策するウォーキングコースとして愛用しており、「川のせせらぎに触れられるのが素晴らしい」とその魅力を絶賛している。
平谷川との出会いと創作の背景
兵庫県伊丹市出身のBOROさんは、二十数年前から神戸市北区に居住している。町歩きを楽しむ中で平谷川と出会い、特にウッディタウン地区内の約2キロにわたる親水空間に魅了された。このエリアには、ベンチを兼ねた階段状の護岸が整備されており、散策中にはドングリが落ちる様子やお気に入りの樫の木など、自然の豊かさを感じられる。BOROさんは月に2、3回、夏場はさらに頻繁にこの川沿いを歩き、自然から曲のイメージを膨らませたという。
新曲「RIVER」は、ブルース調で歌われており、部活動中の少年や学校帰りの少女、鳥のさえずりなど、すべての生き物を応援するような温かいメッセージが込められている。歌詞には「終着駅の階段 下りれば水の音 誰もが癒され立ち止まる 貴婦人のように見つめる 樫の木」といったフレーズがあり、川がもたらす癒しと優しさを表現している。BOROさんは、「人によってつくられた優しさを川に感じる。100年、200年後にも風情を変えながら人と共に生きていく川を見たい」と願いを語っている。
長年の音楽活動と社会貢献
BOROさんは1979年にデビューし、作詞作曲した「大阪で生まれた女」は大阪を代表する名曲として広く知られている。幼少期から病弱で、C型肝炎や上あごの病気、硬膜下血腫、腎臓がんなど様々な健康問題を経験してきた。それにもかかわらず、筋ジストロフィーの少女との出会いをきっかけに基金を設立したり、コロナ禍では医療関係者を応援する曲を配信するなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んできた。16歳の頃に書いた詩の一節「民衆の苦しみ、悲しみの代弁者になる」を実践し続けている。
新アルバム「NO LIMIT!」の内容と今後の活動
新アルバム「NO LIMIT!」は、ギター一本で歌ったオリジナル10曲を収録しており、「RIVER」のバンドバージョンとヒット曲「ネグレスコ・ホテル」がボーナストラックとして追加されている。アルバムタイトルは「限界なし」を意味し、同世代の音楽仲間が次々と亡くなる中で、「70歳を過ぎてもまだ曲が作れる」と感謝の気持ちを込めている。BOROさんは、「ボブ・マーリーと同じく、その日生きたことが音楽になる」と創作の秘訣を明かしている。
発売記念ライブは、3月14日午後6時から神戸市中央区東川崎町のモズライトカフェ(商業施設カルメニ地下1階)で開催される。問い合わせはBOROの音符工房(onpu@8onpu.com)まで。



