ポルノグラフィティ、新曲「はみだし御免」をライブで先行披露 アニメ「火喰鳥」OP曲に込めた男たちの葛藤
ポルノグラフィティ新曲「はみだし御免」ライブ先行披露

ポルノグラフィティ、新曲をライブで先行披露 アニメ「火喰鳥」OP曲に込めた想い

ロックバンドのポルノグラフィティが、新曲「はみだし御免」(ソニー)をリリース前にライブで披露した。この曲は、江戸時代の消防組織「火消」を描いたアニメ「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」のオープニング曲としても使用されており、死と隣り合わせの火事場で生きる男たちの勇敢さと、その裏に潜む葛藤を力強く表現している。

新藤晴一が語る制作背景とサウンドの特徴

作詞・作曲を担当した新藤晴一(ギター)は、原作小説を読んで制作に臨んだことを明かす。「まず火消というシステムや風習が面白かった。仲間たちも個性豊かで、面白く読ませてもらった」と振り返る。物語は、かつて江戸随一の火消「火喰鳥」として活躍した主人公・松永源吾が、とある事情から一線を退いた後、再び火消として雇われることから始まる。

「はみだし御免」は、源吾をはじめとした一癖も二癖もある火消たちの心情と背景を映し出すような、ずっしりと響く重低音がサウンドの特徴のひとつ。新藤は「通常通り作った曲だけど、火喰鳥の曲という思いがあったから自然とサウンドが作品に寄っていったのかも」と語り、和の要素とロックが融合した仕上がりになったと説明する。

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岡野昭仁の力強い歌声とライブでの緊張感

岡野昭仁(ボーカル)は「命の危険を顧みない、骨太で勇敢な男たち。野太い声で表現すべきかな」と語り、力強い歌声で曲を彩っている。新曲の披露は昨年末のカウントダウンライブで行われ、岡野は「新曲の披露は独特の緊張感がある。歌い終わってから一拍置いたあとの拍手に、お客さんの期待感や充足感を受け取りました」と感想を述べる。

一方、新藤は「曲はライブの中で変化していくものだと思う。ツアーでセットリストに入ったときにどうなるか楽しみ」と期待を寄せ、ライブを通じて曲が進化していく過程を楽しみにしている。

全国ツアーを通じたアルバム制作への意気込み

ポルノグラフィティは先日、EP「種」をリリースし、全国ツアー「水」も始動させた。その集大成として、秋にはアルバム「果実」のリリースが予定されている。新藤は「長くやっている中で、自分たちの中でも少しずつ変えていって変化を楽しみたい」と語り、先にツアーで新曲を披露してからレコーディングを行う、通常とは異なる制作過程を経ていることを明かす。

「アルバムを聴いたときに、ツアーを通じて完成されたとファンの皆さんと喜べるものにしたい」と意気込む新藤に対し、岡野は「今年52歳になるけど、自分の常識も覆せるようにまだまだ進化したい」と意欲的だ。「今までのキャリアの中で、最高点に到達出来たらという気持ちで頑張ろうと思います」と語り、新境地への踏み出しを誓っている。

ポルノグラフィティの2人は、アニメタイアップでは初めての完全な時代劇作品に挑戦し、和とロックの融合で新たなサウンドを追求。全国ツアーを通じてアルバムを完成させるという独自のアプローチで、さらなる進化を目指している。

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