シンガー・ソングライターの幾田りらが、約3年ぶりとなるライブツアーをスタートさせた。優しく温かなバラードからダンサブルなナンバーまで、透明感に満ちた声を表情豊かに響かせ、ファンを魅了している。
3年ぶりのツアー、横浜で開幕
昨年12月にリリースされたアルバム「Laugh」を携えた今回のツアーは、横浜市のぴあアリーナMMで幕を開けた。オープニングは転調がクールな「百花繚乱」で、色とりどりの紙吹雪が華やかに舞い、会場の雰囲気を一気に盛り上げた。
多彩な楽曲で観客を魅了
幾田の透明感あふれる声は、「Cafe Latte」では温かさを帯び、「Latata」ではダンサブルに弾むなど、楽曲ごとに異なる表情を見せた。彼女は「皆さんの近くに行こうと思います」と語り、アリーナ中央のセンターステージまで花道を歩きながら、客席に笑顔で話しかける場面も。「それ、ツアーのグッズ?似合ってるね!」「楽屋に大きいモニターがあって、開場後にみんなが楽しんでくれてるのが見えてたよ」と、観客との距離をぐっと縮めた。
人気キャラクターのリラックマを迎え、アニメ「リラックマ」の主題歌「stay with me」を披露した際には、その優しい歌声が会場を包み込んだ。曲の終盤で披露した口笛のかすれた音色も、観客の笑顔を誘った。
原点の曲から新たな挑戦まで
「10代の頃に書いた、大切な大切な曲」と紹介し、アコースティックギターを奏でながら口ずさんだのは「teenager」。音楽ユニットYOASOBIのikuraとしても活躍する幾田の原点とも言える一曲だ。
ダークな雰囲気をまとった「蒲公英」、スペシャルゲストのanoが登場し共に歌った「青春謳歌」、そして歌への思いをつづったような「DREAMER」まで、多彩な楽曲の数々を繊細に歌い上げた。約3年ぶりのツアーで、幾田りらは新たな一面を見せながら、ファンとの絆をさらに深めた。



