東大寺僧侶の写真展「陰翳礼拝」、プロも絶賛するその魅力とは
東大寺僧侶の写真展「陰翳礼拝」、プロも絶賛

奈良市の世界遺産・東大寺の僧侶、佐保山暁祥さん(43)が、日々の勤行のかたわら撮り続けてきた写真の個展「陰翳礼拝(いんえいらいはい)」が、同市西木辻町のカフェ&ギャラリー・メカブで開かれている。プロの写真家からも「お坊さんじゃなければ撮れない」と高く評価される作品群が話題を呼んでいる。

祖父は前衛写真家、しかし直接の指導は受けず

佐保山さんは東大寺塔頭・宝珠院の住職で、東大寺学園幼稚園の園長も務める。元東大寺管長の祖父・堯海氏(1990年没)は、前衛写真集団「丹平写真倶楽部」に参加した写真家でもあった。しかし、佐保山さんは「小学生の時に亡くなったので、写真の話をした記憶はない」と語る。

写真を始めたきっかけは「お水取り」の苦しさ

佐保山さんが写真を始めたきっかけは、25歳の時に初体験した、修二会(お水取り)の1カ月にわたる参籠生活だった。「とにかくつらくて、終わったら何か大きい買い物をしてやろう、と思って耐えました」。その時購入したのが一眼レフのカメラ。本を読み、独学で写真を撮り始めた。

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プロも認める独自の視点

東大寺に出入りするプロのカメラマンからも「お坊さんでなければ撮れないアングルだ」と絶賛される佐保山さんの作品。寺院の日常や、参拝者の姿、自然の光と影を捉えた写真は、僧侶ならではの視点で、見る者に静かな感動を与える。

写真展「陰翳礼拝」は、カフェ&ギャラリー・メカブで開催中。入場無料で、作品の販売も行っている。詳細は会場まで。

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