米国の歌手・作曲家ニール・セダカさんが死去、86歳
【ロサンゼルス=後藤香代】「恋の片道切符」や「カレンダー・ガール」などのヒット曲で知られる米国の歌手で作曲家のニール・セダカさんが、2月27日に死去した。86歳だった。セダカさんの家族がインスタグラムで発表したが、死因は明らかにしていない。
1950年代から活躍、甘い歌声で人気を博す
ニール・セダカさんは米ニューヨーク生まれで、1950年代にポピュラー音楽の世界に進出した。彼は「恋の日記」、「おお!キャロル」、「カレンダー・ガール」などの楽曲を次々とヒットさせ、甘い歌声と明るくノリのよい楽曲で広く愛された。人気が低迷した時代もあったが、1970年代には「雨に微笑を」が全米ヒットチャートで1位を記録し、再び評価を高めた。
日本での影響力と「Zガンダム」主題歌作曲
セダカさんの音楽は日本でも大きな人気を獲得し、日本の洋楽ポップスの流行に大きな影響を与えた。坂本九さんらが彼の楽曲をカバーするなど、その影響は広がった。さらに、1980年代にはテレビアニメ「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」の主題歌で、森口博子さんが歌った「水の星へ愛をこめて」を作曲した。この作品はアニメファンからも高い評価を受け、セダカさんの多才な才能を示す一例となっている。
セダカさんの死去は、音楽界に大きな損失をもたらした。彼の楽曲は世代を超えて愛され続けており、その功績は今後も長く記憶されるだろう。



