時代劇映画シリーズ「るろうに剣心」で知られる大友啓史監督と、ハリウッド映画に出演経験のある俳優別所哲也氏が4月、東北芸術工科大学(山形市)の客員教授に就任した。両氏は映像制作の実践的な技術と表現方法を学生に伝授し、地方から世界に羽ばたく次世代の人材育成を目指す。
新設コースでの指導内容
大友氏と別所氏は主に、デザイン工学部映像学科に新設された「映像クリエイションコース」で指導を担当する。米国で映像制作を学んだ大友氏は、最新の演出技術やハリウッド流のアクション撮影技法について講義を行う。一方、別所氏は国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」を主宰し、若手育成に尽力してきた経験を活かし、俳優としてのカメラ前での表現力に関する授業を展開する。
学生への期待とメッセージ
大学を通じて発表された談話の中で、両氏は学生との新たな出会いに期待を寄せた。大友氏は、動画配信大手ネットフリックスなど若手が活躍できる機会がかつてなく拡大していると指摘し、「世界に向けた挑戦は決して夢物語ではない」と学生を鼓舞した。別所氏は「東北から世界へ!楽しみだ」とコメントし、地域発のグローバルな活躍に意欲を示した。
大学の取り組みと今後の展望
東北芸術工科大学は、実業界の第一線で活躍するプロフェッショナルを招くことで、教育内容の充実を図っている。今回の客員教授就任により、学生は現場の最新動向を学び、実践的なスキルを習得することが期待される。同大学は今後も、映像業界で通用する人材を育成し、地域から世界へと発信する取り組みを強化する方針だ。



