TBS火ドラに異色の最年長ヒロイン誕生、永作博美が55歳で主演
TBS火ドラに異色の最年長ヒロイン、永作博美55歳主演

TBS系火曜ドラマに、異色のヒロインが誕生した。4月から放送中の「時すでにおスシ⁉」(夜10時、兵藤るり脚本)の主人公・待山みなとは50歳。夫を14年前に亡くし、息子を一人で育て上げた女性で、子どもが巣立った後の虚無感から、ひょんなことで短期すし職人養成の「鮨アカデミー」に飛び込む。

火ドラの新たな挑戦

編成プロデューサーの松本友香氏は、「女性が元気になる、生き方について新しい価値観を考えるきっかけになるのが火ドラのフォーマット。子どもを育て上げた女性のストーリーは意外になかったが、そこにこそ積み上げてきたもの、次の人生という視点がある」と、50代女性のセカンドライフに照準を合わせたと明かす。

キャスティングの妙

ヒロイン役には、松本氏が「チャーミングで元気をもらえる、親近感を持てる方の中でトップオブザトップ」と評する永作博美を起用。55歳で火ドラ最年長ヒロインとなった。また、松山ケンイチが堅物だが憎めないアカデミー講師・大江戸海弥を好演。松山は現場で調理練習に真剣に取り組み、出演者に包丁の研ぎ方を教える場面もあった。

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脇役も多彩で、佐野史郎、ファーストサマーウイカ、土居志央梨らが出演。みなとの親友・磯田泉美役のフリーアナウンサー有働由美子も話題を集めている。松本氏は、バラエティー番組での自由奔放な面白さが泉美のキャラクターと重なり、起用を決めたと説明。有働は俳優として本格デビュー作ながら、初回で「おさかな天国」を熱唱するなど、ユーモアあふれる演技で存在感を示す。

後半戦の見どころ

物語は後半戦に入り、みなとと社会人となった息子の親子関係や、アカデミーの生徒たちの行く末が焦点に。そして、心を通わせてきたみなとと大江戸の関係は…。松本氏は「ラブなのか、ラブじゃないのか、みなさんそれぞれの物差しで『ロマンス』を感じていただければ」と語る。

火ドラは「逃げ恥」「恋つづ」「わたナギ」など、若い女性の恋愛やライフスタイルを描いてきたが、今回はメッセージ性と軽やかさを両立させ、新たな境地を切り開く。異色の最年長ヒロインが、視聴者にどんな風を吹き込むのか、注目が集まる。

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